全米オープンとジャックニクラウスの名勝負・死闘のエピソード
全米オープンでのジャックニクラウスの名勝負の数々と、死闘のエピソードを紹介します。
ジャックニクラウスと言えば、メジャーでの最多勝利記録と、キャリアグランドスラムを3回、トリプルグランドスラムを達成している、ゴルフの歴史を作った名プレーヤーです。
そうである以上、メジャー大会の全米オープンとは切っても切り離せない、伝説のプレーヤーなわけです。
ジャックニクラウスはメジャーで18勝のゴルフ界で一番メジャー大会を勝ったプロです。
しかもキャリアグランドスラムを3回やっているとんでもない記録の保持者であるわけです。
ちなみに2位はタイガーウッズの14勝です。
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ジャックニクラウスとオークモントの関係は?
今年(2016年)のメジャー大会第2戦の
「全米オープンゴルフ」
が行われるのは
「オークモントカントリークラブ」(オークモントCC)
です。
オークモントCCでの全米オープンは8回開催でメジャー大会の権威の象徴!
ここオークモントはジャックニクラウスにとっては、絶対に忘れられないコースであるはずです。
なんで?
というのは1962年に、このオークモントで一番最初にメジャーに勝利した全米オープンだったからです。
18勝の起源が、歴史がここから始まったわけです。
しかも相手は並み居る強豪をなぎ倒して君臨する
「アーノルド・パーマー」
なわけです。
驚くべきことにジャックニクラウスは、この時には副業をやっていたそうですよ~~
なんの?
保険のセールスだそうです。
なんで?
まだゴルフで食っていけるかわからなかったからだそうです。
勿論次の年(1963年)からはやめたそうですが・・
然し最終日に最終ホールのパーマーのパットは3メートル。
これを入れればパーマーの勝利なのですが、これが外れるんです。
そこで次の日の18ホールのプレーオフ。
結果は3打差での勝利。
パーマーが74でニクラウスが71です。
ここからメジャー大会での快進撃が始まるわけですね。
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パーマー曰く・・・
「あの大きいやつは今、ケージから抜け出したところだ。
みんなやつを追いかけた方がいい。」
そのころからあだ名がベアーだったのですね。
全米オープン名勝負ジャックニクラウスとパーマーの1962年の対決
ジャックニクラウスの全米オープンの名勝負と言えば?
ジャック・ニクラウスの名勝負と言えばやはり1980年のバルタスロールの
「青木功との死闘」
でしょう。
これは名勝負として何度もあのシーンは魅せられています。
今年も大会期間中のハイライトシーンで何度も見せられると思いますよ~~
全米オープン名勝負・青木功とジャックニクラウスのバルタスロールの死闘
後は1982年のあのペブルビーチでの
「トム・ワトソン」
の17番のチップインです。
このチップインで勝負あったですね。
あのワトソンがグリーン上をかける姿は、これも何度も見せられました。
全米オープン名勝負・トムワトソンペブルビーチ17番のチップインバーディー
まさにメジャー大会ではなくてはならない歴史を紐解くにはもうこの方しかいないという、ある意味ゴルフ界の宝のような方だと思います。
キングと帝王のビッグなコンビが今年からマスターズのスターターで見られなくなったのは残念なことです。
さて今年の全米オープンも楽しみましょう!
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