全英オープン(ゴルフ)の優勝賞金と賞金総額の金額の歴史的推移は?
全英オープンに限らず、メジャー4大会の賞金額は、毎年のように上昇していて、プロにとっては本当にいいことだと思います。
では、その優勝賞金額や、賞金総額は歴史的にどんな推移で、上昇してきたのか?
ここでは、その金額の歴史的な推移について、フォーカスしてみようと思います。
2018年は賞金総額が1050万ドル、優勝賞金は189万ドルでした。
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全英オープンゴルフの賞金額の表示通貨について!
ご存知のように、全英オープンですから、開催国は「英国」です。
なので、賞金額は英国の通貨である
「ポンド」
で支払われてきました。
それが、2017年からドルで支払われるようになりました。
理由は、イギリスのEU離脱騒動があって、R&Aが判断したようですね。
なので、賞金額の推移を見るときに、ポンドと2017年以降はドルですので、混在します。
そのポンドですが、なかなか対ドルレートの変動で、結構な差があるようです。
日本円なら、大体150円~200円かな~~って思うのですが、決められないレートかと思うので、参考程度にしてください。
それよりも、優勝賞金の、上昇の比率を見ていった方が、面白いような気がします。
全英オープンゴルフの賞金額の歴史的な推移は?
全英オープンや、マスターズトーナメントなど、そのほかのメジャー大会でもそうですが、賞金総額に対する、優勝賞金額というのは、ほぼほぼ決まっているようです。
その比率は
「18パーセント」
です。
1000万ドルなら、優勝賞金は180万ドルです。
2017年を例にとるなら
- 1:賞金総額:1025万ドル
2:優勝賞金:184万5000ドル(18パーセント)
です。
では、全部見て書くのもどうかと思いますから、1945年以前は10年ごとで。
それ以降は5年ごとで。
金額はポンド表記で、優勝賞金のみ。
全英オープンゴルフの優勝賞金額の歴史的推移は?
以下のようです。
- 1860年~1963年:なし(チャンピオンベルト)
1864年:6ポンド
1870年:6ポンド
1880年:8ポンド
1890年:13ポンド
1900年:50ポンド
1910年:50ポンド
1920年:75ポンド
1930年:100ポンド
1939年:100ポンド
1946年:150ポンド
1950年:300ポンド
1955年:1,000ポンド
1960年:1,250ポンド
1965年:1,750ポンド
1970年:5,250ポンド
1975年:7,500ポンド
1980年:25,000ポンド
1985年:65,000ポンド
1990年:85,000ポンド
1995年:125,000ポンド
2000年:500,000ポンド
2005年:720,000ポンド
2010年:850,000ポンド
2015年:1150000ポンド
2016年:1,175,000ポンド
2017年:1,845,000ドル
2018年:1,890,000ドル
2019年:1.935.000ドル
2020年:中止
と、こんな感じです。
直近は、毎年書いてみました。
ちなみに昨年(2018年)の賞金総額は
「1050万ドル」
でした。
2017年から、ドルの表示に代わっています。
*追記2019年は、賞金総額:1075万ドルで優勝賞金は:193万5千ドルです。
すごい金額ですね。
全英オープンの賞金額に見る歴史的な転換点は?
増え方が、半端でなかったのが、1975~1980年かな~~
約3,3倍に増えています。
それから1995年~2000年までの5年間。
この期間で4倍です。
すごいですね。
この期間はタイガー効果というやつですね。
全く驚きます。
2019年はまだ発表なってないようですが、ほかのメジャー大会が50万ドル規模で上昇していますから、それなりにアップしそうな予感がします。
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全英オープンを記念した、ウェアやヘッドカバーなど、たくさん発売されてるんですね~~
さすが、全英オープンの歴史を感じます。
ミズノの、全英オープンポロです。
かこいいね。
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その翌年、そのベルトがなくなったために大会は注視の憂き目に。
なので1871年は、開催されなかった・・そんなようですね。
そこで用意したのが現在の
「クラレットジャグ」
という、優勝トロフィーです。
くしくもその第一回目の優勝の刻印は、1872年のまたしても
「トム・モリス・ジュニア」
でした。
これで4連勝です。
そこから、歴史は延々と刻まれてきたわけです。
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最後は、人生をこのオールドコースに捧げて、ゴルフの発展に大いに寄与しました。
稀代の英雄かと!!
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