全英オープン名勝負・真昼の決闘ニクラウスとワトソンの一騎打ち!
全英オープンでの名勝負・真昼の決闘といわれた1977年のジャック・ニクラウスとトム・ワトソンのターンべりでの一騎打ち!
勝負を分けたのは18番。ともにバーディーという結果においても、片やオーケーバーディーも片方は必死の食い下がりでの、劇的なバーディー。
最後まで諦めないニクラウスの姿勢も素晴らしいです。
「真昼の決闘」
1977年の場所はターンベリーでの全英オープンでの、ジャックニクラウスとトムワトソンの一騎打ちの優勝争いのことを称してこういうようです。
そのときのワトソンとニクラウスはともに脂の乗り切った絶好調の時代を迎えていた時期です。
ジャックニクラウスは現在はメジャー優勝は18勝で最多勝利を誇っています。
対するトムワトソンはメジャーで8勝です。
しかしともにこのときはライバル。
勿論この大会4位のリートレビノもです。
何で真昼の決闘になったかというと、ニクラウスとワトソンはともにデッドヒートを繰り返すわけですが、2位と3位の差がなんと10打も離れていたのです。
要は3位以下を10打離して上位の二人でい時限の戦いをやっていたわけです。
優勝はこの二人に絞られてしかもデッドヒート・・
となるとこれは二人の決闘でしかないわけですね。
最終スコアは優勝したトムワトソンが268
2位にニクラウスが269です。
3位のヒューバートグリーンが279
4位のリートレビノが280というスコアなので、以下にこの二人のスコアが異次元だったかということです。
このジャックニクラウスとトムワトソンともどもゾーンに入っていたんだと思います。
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勝負を分けた17番のパットと18番のティーショット
この勝負の見所は17番からですね。
18番はもっとすごいですが・・
17番は両雄10アンダーのままティーショット。
ここはロングホールです。
ここはワトソンはバーディーで納めたが、ニクラウスは2メートルをはずしてパーとしてここで1打差が着いたのです。
ようはワトソンが11アンダーでニクラウスが10アンダーですね。
そこで問題の18番。
ワトソンは手堅く1番アイアンでティーショット。
ところがニクラウスはなんとドライバー。
ワトソン曰(あとでの話ですが)その日のニクラウスはドライバーが悪かったそうです。
何度か左に引っ掛けていたのでジャックがドライバーを手にした時は驚いた・・
そういってます。
実際のそのニクラウスのティーショットは右に飛び出してもしかしたらアンプレアブルにしないといけない、問題の場所に飛んでいったそうです。
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しかし確認するとアンプレアブル地点から4~6インチの場所で止まっていたので、まずはオーケー。
でもライやその状況は最悪!
周囲はうっそうと茂ったハリエニシダに囲まれた場所だったようです。
ニクラウスはその状況下で渾身の力で、そのシダと雑草のなかからボールをクリーンにヒットして、見事にグリーンに乗せたんでした。
あまりのリカバリーの上手さにワトソンは言葉を失って実際にその場所を確認したそうです。
そしてワトソン自体の第二は完璧にヒット!
手ごたえは自分でも上場だったようです。
鉄砲の弾はゴルフボール・18番のバーディーパット!
そしてグリーンに上がるとワトソンのボールはカップまで僅か2フィート半。
ジャックニクラウスのボールはカップまで40フィート!
誰が見てもこれはワトソンの勝ち!
全英での専門のキャディーのアルフィー・ファイルズが興奮して
「君の勝だ!」
そういう言葉をもらすのを制したと言ってます。
この辺はさすがですね。
そして運命の40フィートのジャックのバーディーパット・
勝負の分かれ目は得てしていつもグリーン上にあるものなんです。
確かにショットで決まる1986年の「ジャックイズバック」といわれたマスターズもありますが、全米オープンなどでも名勝負はいつもグリーン上にあるものです。
そしてこのニクラウスの長いバーディーパットが・・・
「入った!!」
これにはもうギャラリーが大歓声です。
勿論ワトソンも2フィート半を難なく入れて1打差で勝利した。
この18番のシーンは指物やはり決闘ですね。
ユーチューブにその時の模様があります。
テレビの映像のようなので私のブログにははれません。
Jack Nicklaus v Tom Watson The Open Turnberry 1977
これでユーチューブで検索すればでますので興味のある方はご覧ください。
30分過ぎあたりからの映像が問題の18番のシーンです。
こういうのは本当に感動しますね。
まさに全英オープンでの名勝負です。
全英オープン開催コースと名勝負とオープンの歴史の紹介のまとめ
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