全英オープンゴルフ名勝負・カーヌスティの悲劇は18番から始まる!
全英オープンゴルフ名勝負・
カーヌスティ・ゴルフリンクスの悲劇は18番のバリーバーンから始まる!
1999年のジャン・ヴァン・デ・ヴェルデの18番の6オン1パットの悲劇はティーショット、クリークとコースの特徴がそのまま出たプレーだったかと思います。
カーヌスティ・ゴルフリンクスはバリー・バーンが特徴の世界で5本以内に入る難しさで有名です。
カーヌスティの悲劇!
これはいつから言われるようになったのか?
ゴルフ全英オープンの舞台となった開催地、場所の
「カーヌスティ・ゴルフリンクス」
はゴルフの全英オープンの開催ローテーションに入ってる名門コースです。
舞台はこのカーヌスティ・ゴルフリンクスで開催年は1999年です。
この大会で
「ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデ」
といいフランス出身のプロですが、17番を終了して2位に3打差をつけていました。
あと優勝まで18番の1ホールを残すのみだったのですが、この時点ではだれもが、全世界中でテレビ中継をライブで見ていた視聴者は確信していたと思うのです。
しかし・・・・
18番のジャン・ヴァン・デ・ヴェルデのティーショットは右に大きく曲げて隣のホールに達してしまったのです。
そこで3打差あるのだからフェアウェーに出すべきところだったという解説なのですが、本人は無理して果敢にグリーンを狙うのでした。
然し果敢に攻めたこの2打目は非常にも観客席に当たってしまう。
そしてボールの行方を追うと、全英オープン特有のあの深いラフに!
そしてその脱出をかけた3打目はダフリ気味に入ってしまい、ボールは又も非情にもクリークに入ってしまうのでした。
この時点でジャン・ヴァン・デ・ヴェルデは全く冷静さを欠いてしまったと思うのです。
まともな精神状態では、もはやなかったようです。
誰が見ても無謀な水切りショットを試みるが出ない!
結局1罰打を払い仕切り直して5打目にかけたんですなあ・・
しかしこの5打目もクリークからは出たもののバンカーに入ってしまう!
結局スコアはどうなったかというと
「6オン1パットのトリプルボギー!!」
ということは自滅によって2位に3打差があった貯金を使い果たしてプレーオフに突入したのです。
プレーオフは4ホールのストローク。
しかしジャン・ヴァン・デ・ヴェルデは運も使い果たしてしまったようです。
ポール・ローリーにプレーオフで敗れてしまい、優勝を逃がしてしまいました。
これを悲劇と捉えるか、自滅と捉えるか・・
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もう一つのカーヌスティの悲劇
これは悲劇になりかけた?
というお話ですが、2007年大会でのまたもや舞台はこのカーヌスティ・ゴルフリンクス
首位を独走していたパドレイグ・ハリントンが同じように18番でクリークに2度つかまって、これはまたもやカーヌスティの悲劇の再来か!!
そう思った方は大きかったようです。
しかしハリントンの運は逃げなかったようです。
この時点で単独首位を陥落でセルヒオガルシアと並んだわけです。
しかしこのガルシアが18番での大一番の入れれば優勝というパーパットをくしくも外すわけです。
そこで命拾いしたのはハリントンですが、外したガルシアは痛恨のパーパットでしたね。
そこでまたもや4ホールのプレーオフで、この時はハリントンが優勝しました。
もし敗れた場合はこのハリントンもカーヌスティの悲劇として語り草になったことでしょうね。
全英オープンに限らずメジャー大会には数々の名勝負や、信じられないようなプレーが見られます。
今年の全英オープンもそのような視点で見れば、また違った面で面白いものになるかもしれません。
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