全英オープンの歴史とトーナメント開催場所のルール!R&A の規定は?
全英オープンの偉大な歴史と、オープンのトーナメント開催場所のルールなどや、各記録のなどの紹介です。
第一回大会が、1860年といいますから、もう161年という歴史を刻んできた、ゴルフのルーツですね。
聖地セントアンドリュースには、ゴルフの総本山のR&Aの本部もあります。
文字通りゴルフの聖地といえます。
Contents
全英オープンの歴史と日本の時代との比較は?
全英オープンはゴルフのメジャー選手権の1つです。
主催はイギリスのゴルフ競技団体R&A (ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフクラブ) です。
ゴルフのメジャー大会の中で最も歴史、権威のあるトーナメントです。
全英オープンの正式名称は
“The Open Championship” です。
通称 「the Open」 とも言われます。
全英オープンの歴史ですが、ゴルフの大会としては一番古いトーナメントです。
これは誰でもが知ってると思います。
ではどのくらいの歴史があるのかというと
第一回大会が1860年です。1860年ですよ~~驚きます。
そのころの日本は、1860年というとちょうど「桜田門外の変」があった年です。
明治にはまだまだという時代で、日本に黒船がやってきて・・などという時代には、もう海の向こうの大英帝国では、ゴルフに興じていたわけです。
なんともこの文化のギャップは時代を感じて止みません。
全英オープンの特徴は?
1,860年10月17日に第一回ゴルフの全英オープンが開催されました。
開催地のコースの場所は、プレストウィックで開かれて結果は「ウィリー・パーク」という方が優勝したようです。
途中1871年、1915-1919年〔第一次世界大戦)、1940-1945年〔第二次世界大戦〕に戦争での中止を経ながらも現在まで至ります。
1993年グレッグ・ノーマン優勝時にトロフィーにノーマンの名前を刻む様子が放送でやっていましたが、その年の、その時で優勝者の名前をそこで刻むのです。
勿論勝敗は決した時点で無いとそれはできないことですが、18番最終ホールで2打差、などという場合は掘り込むようです。〔確かその時はそのようでした・・記憶があいまい・・〕
全英オープンはそういった意味でゴルフの聖地とも言われる一種独特の雰囲気のある、特徴はリンクスのコースです。
大会ゴルフ場の場所というか開催地はシーサイドリンクス (海岸に立地する場) に限らなければならないという不文律があるのも全英オープンの大きな特徴です。
リンクスという特殊な場所ですから、時には夏でもセーターが必要ですし、時には強風の中でのプレーもあるわけです。
一流プロが風を意識してドライバーで低い弾道で攻めるテクニックも要求される本当にタフなコースです。
全英オープン開催コースの決まり事とは?セントアンドリュースの位置付け!
具体的には7つのコースでの持ち回りで開催地を決めていました。
セント・アンドルーズ、ロイヤルリザム&セントアンズ、ロイヤルトゥルーン、ロイヤルセントジョージス、ロイヤルバークデール、ミュアフィールド、ターンベリーの7コースです。
ただこれに1999年、2007年にカーヌスティが2006年にはロイヤルリバプール (ホイレイク) で開催されているので、今後この2つのコースも加わると思います。
いずれも強風すさまじく吹き荒れるリンクスです。
それと、2019年に北アイルランドのロイヤルポートラッシュで開催されました。
ここは1951年の開催地だったらしいですがそれ以来のこと。
但しゴルフの聖地としては
「セント・アンドルーズ」 です。
ここでは5年に一回の開催が慣例となっているとのこと。
が、異例の事態で2005年に、ジャックニクラウスのメジャーの引退試合をセント・アンドルーズで行うために、そこで一旦このサイクルが狂ったようです。
しかしジャックニクラウスはすごいですね。開催の予定まで動かすのですから。
さすが帝王!メジャー18勝、全英オープン3度の優勝は伊達ではないです。
しかも全英オープンの2位の記録はなんと7回。すごいです。
全英オープンの155年の歴史での主だった各記録の一覧!
最多優勝回数: 6回 ハリー・バードン
最多2位回数: 7回 ジャック・ニクラス
最多連続優勝: 4回 トム・モリス・ジュニア
最年少優勝者: 17歳5か月8日 トム・モリス・ジュニア
最年長優勝者: 46歳99日 トム・モリス・シニア
最年長予選通過者: 64歳 トム・ワトソン (2014年)
72ホールの最小スコア: 267 (66-68-69-64) グレグ・ノーマン
最多優勝者のハリー・バードンは1913年の全米オープンでアマチュアのフランシス・ウィメットに敗れた試合が映画「グレイテスト・ゲーム・エバー・プレード」になっています。
全米オープン名勝負!フランシスウィメットとハリーバードンの死闘!
最近の話題ですが、還暦優勝と言って、もしかしたらこのまま本当に勝ってしまうんではないだろうか?
と話題になった「トムワトソン」がいます。
上記の記録でもありますが最年長予選通過者です。
「64歳ですよ」
しかも優勝争いしたんですから。2009年のことです。
最終日最終ホールまで首位を守ったリーダーでした。
惜しくもプレーオフでスチュワート・シンクにプレーオフで敗れましたが、もうこのときは熱狂的でした。
おそらく誰もがワトソンを応援したと思います。
でもそこはやはり紳士のスポーツ。勝負は勝負の世界ですから。
トムワトソンは全英オープンでは5勝しています。
この記録は全英では上記のハリー・バードンに次ぐ2位です。
全英オープンゴルフ開催地のゴルフコースの特徴について!
これはもうここに書かなくてもゴルフが好きな方は承知でしょう。
大きくうねったフェアウェイ、レンガで積み上げたような絶壁のバンカー、膝なんか簡単に隠れるフェスキューを、腰の高さまで伸ばした「あるがまま」のラフでもうボールがロスとしてしまうような、あるがままのコース。
ギャラリーも混ざってラフに入ったボールを捜す光景も何度も見ました。
そして圧巻はホテルに、クラブハウスに向かって打っていくあのスリル感!
たまらんです!!
全英オープンにコース設定のコンセプトは
「あるがまま」 です。
全英オープンゴルフライブ放送時のテーマ曲ってどこの誰の曲?
色々調べていたら上記のような
全英オープンゴルフライブ放送時のテーマ曲ってどこの誰の曲?
っていう質問というか疑問があったので私も調べてみました。
この方の曲です。でも良い曲ですね。
全英オープンの歴史にふさわしい荘厳なイメージが沸いてくる曲です。
曲名⇒VOICES
作曲⇒VANGELIS
動画はこちら
曲名⇒Hymne
作曲⇒VANGELIS
動画はこちら
興味のある方ユーチューブで聴いて見てください。
全英オープンは多くの方に門徒が開かれるまさにオープンだ!
最近思うのですが、この「全英オープン」について、こういうコメント!
「本ツアー優勝者には全英オープンの出場権が与えられます」
これ。
そして、LPGAに至っては、何位まで・・という記述も観たことがありますが(気のせいかも・・)、これはやはり、多くの国のプロに、幅広く参加してほしいという、そんな
「R&A」
の方針なのかな~~って思います。
全米オープンも、規定を満たせば出場できます。
しかし、それはかなり厳しいですが。
「オープン」
なのですから、プロに限りませんからね~~
最古のツアー競技であって、メジャー選手権。
勿論、全英オープンの以前にも、競技会は開催されていたようですが、それは表には出てこない
「スクラッチマッチ」
のようなギャンブル性の高い、そんな競技だったようですね。
ようは「マッチプレー」だったんだな~~
トム・モリス・ジュニア全英オープン4度優勝した天才は早逝の英雄
この辺の記事に、少し書かせていただきました。
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全英オープンは、アランロバートソンの追悼試合でした。
発起人の一人、「トムモリスシニア」は、最初の働き場所が、ロバートソンのボール職人!
アラン・ロバートソンはゴルフの歴史でプロゴルファー第一号である!
数々の名勝負が繰り広げられました。
全英オープン開催コースと名勝負とオープンの歴史の紹介のまとめ
全英オープンの歴史や名勝負編のまとめです。
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