ターンベリーは全英オープン開催コースで1977年真昼の決闘の舞台

ターンベリー・エイルサ(Ailsa)は全英オープン開催コースで1977年、トムワトソンとジャックニクラウスの真昼の決闘の舞台にもなったスコットランドの伝統的なコースです。

名物ホールは9番と10番。
それとジャイアントといわれる思い海風がプレーを妨げます。
タイガーウッズが予選落ちしたコースでもあります。

ターンベリー・エイルサは全英オープンのローテーションに入っている、文字通り全英オープンの歴史ではなくてはならないコースです。

数々のドラマがこのターンベリーで生まれてきました。

あの1977年の

「真昼の決闘」

と言われたトム・ワトソンとジャック・ニクラウスの死闘、名勝負もここで行われてきました。

ターンベリー(Turnberry)コースの所在地はイギリスはスコットランドです。

スコットランドの西海岸に面したリンクスコースで、全英オープンの開催ローテーションコースの中でも屈指の景観を誇っている、素晴らしいコースです。

その眺望は丘の上の白い赤茶屋根のターンベリーホテルを筆頭に白亜の灯台はもう名物になっていますよね。

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(出典元:https://www.turnberry.co.uk/)

遠くにはアルサクレイグ島やアラン島やキンタイア半島などが見渡せる絶景の風景を誇っています。

最もプレーを行っている全英参加のプロは、そんな風景どころでは全くないわけですが・・

しかしこの風光明媚なターンベリーも第一次、第二次大戦中は飛行場だったといいますから歴史を感じさせます。

このスコットランドの全英オープンの開催コースとなれば、誰でも一度はプレーしてみたいコースではないかと思います。

Contents

ターンベリーの歴史

ターンベリーは1906年の開場とあります。
全英オープン開催が1860年ですからそれから42年後のことです。

ここターンベリーで初めての全英オープン開催が

「1977年」

ですから、あの真昼の決闘の年ですね。
くしくもあの名勝負と当たるなんてこれはもうさすが全英オープンという感じがします。(理屈抜きです)

全英オープン名勝負・真昼の決闘ニクラウスとワトソンの一騎打ち!

それ以降に現在までは全英オープンゴルフは4回開催されています。

それからこのコースが有名になったのは2009年のトムワトソンの59歳の時の大会で、最終日最終組でスタートして最終ホールで並ばれて、スチュワート・シンクとのプレーオフに突入!

惜しくも敗れた59歳の名プレーで中年ゴルファーが(もちろん私も・・)勇気をもらった大会でした。

勿論私も見ていましたが、優勝してほしかったですねえ・・
まあでもこれも勝負です。

トムワトソン・全英オープン真昼の決闘とメジャー8勝59歳で魅せた実績2

ターンベリーの難コースの原因と名物ホール

このターンベリーの名物は、コースの難度は特に高くはないのですが、クライド湾に伝わる巨人伝説にちなんで

「ジャイアント」

と呼ばれる海風を含む重い風が吹くようです。
この風のジャイアントが最も大敵のようで、他の全英オープン開催コースとは違った独特のむずかしさがあるようです。

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2009年の前回大会での設定は

「7204ヤード、パー70」

ですが、このジャイアントに上位の選手が軒並み苦しめられた大会でした。

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(出典元:https://www.turnberry.co.uk/)

タイガーウッズはまさかの予選落ちを喫する羽目に

例えばこのウッズの2日目の雨と風のコンディションではティーショットがフェアウェイをとらえたのは7度のみといいますから、どんだけ風がすごかったかわかりますね。

同じく同組で回った石川遼もフェアウェイをとらえたのは7度のみ。
ラフは膝より長い。

しかし書いていてすごいコースだとまたまた納得していくから不思議ですね。

ターンベリーの名物ホールは灯台を左前方に見ながら、海を越えて打っていく9番ホール。
9番ホールは通称

「”Bruce’s Castle”」

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(出典元:https://www.turnberry.co.uk/)

“Bruce’s Castle”

(出典元:https://www.turnberry.co.uk/)

グリーン手前にアイランドバンカーと呼ばれるバンカーが存在する10番があるようです。
10番ホールは通称

「”Dinna Fouter”」

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(出典元:https://www.turnberry.co.uk/)


(出典元:https://www.turnberry.co.uk/)

9番は海に向かって打っていくんですね。
すごいロケーションです。

ターンベリーゴルフリンクスが全英オープンから消える?

そんなショッキングなニュースが英国のザ・インディペンデント紙から配信されています。
これは驚きました。

問題の根拠はアメリカの大統領選挙です。

これは全く知りませんでしたが、このターンベリーは、あのドナルド・トランプ氏が2014年4月に購入したんだそうです。

どうりでHPが「トランプ・ターンベリー」になっているんですね。
次回の開催は2020年に全英オープンの開催が決まっているのですが、どうやらそれにR&Aが待ったをかけるような気配があるということのようです。

まだ決まったことではないそうですが、色んな問題発言を繰り返すトランプ氏に対して好ましくないということのようです。

特に差別的な過激な発言はヤッパシスポーツには不向きですよね。
この間のキャデラック選手権もどうやら来年からはブルーモンスターでは行われないような雲行きですし、ゴルフに色んな関係ない話題を持ち込んでほしくないなあ・・・なんて思うのですが、みなさんはどう思いますか~~

名門コースのターンベリーが全英オープンから消えるなんて信じられないです~~~

注:ページ内の画像はすべてターンベリー公式サイトより引用いたしました)

全英オープン開催コースと名勝負とオープンの歴史の紹介のまとめ

全英オープンの歴史や名勝負編のまとめです。

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