バードントロフィーのハリーバードンの名言と全英オープン6勝の最多勝利
ハリーバードンは全英オープン最多勝利の6勝を挙げています。
バードントロフィーはハリーバードンのゴルフ界への近代化を開いた功績をたたえた栄誉ある賞です。
米ツアーで年間平均ストローク1位の選手に贈られる賞です。
昨年はジョーダンスピースに贈られました。
ハリーバードンはジェームズ・ブレイド、ジョン・ヘンリー・テイラーとともにゴルフ界の3大巨頭といわれているようです。
バードントロフィーが米ツアーの年間平均ストローク1位の選手に贈られています。
これはハリーバードンが近代ゴルフへの道を開いたことを称えた意義あるトロフィーです。
ハリーバードンはイングランド南の方向にあるジャージー島という島に生まれました。
生まれは1870年5月です。
全英オープンは1860年が第一回大会ですから、そのあと10年というところですね。
家の家業は庭師だったようです。
13歳の時に実の弟があるゴルフの大会で準優勝したということで意を決してゴルフに精を出したようです。
新規にオープンしたゴルフ場に就職してからというものゴルフに励んだようです。
下記は全英オープンの記録です。
1893年 初出場(予選落ち)
1894年 5位
1896年 初優勝
優勝 6回
(1896年・1898年・1899年・1903年・1911年・1914年)
全英6回という優勝記録は1位です。
二位はトムワトソンの5回です。
全米オープンは1900年に1勝しています。
1903年に肺結核にかかってしまい闘病生活を余儀なくされますが、1911年には復活します。
しかも復帰第一線で優勝するというおまけでついてますが。
1937年に67歳でこの世を逝去しています。
Contents
ハリーバードンが近代ゴルフへの寄与した数々の功績
ハリーバードンはいろんな面でゴルフ界に貢献しています。
ハリーバードンは
「モダン・スイングの父」
とも言われているようですね。
モダン・・と聞くとベンホーガンの「モダンゴルフ」をイメージするのですが、ここにももっともっと先輩の方に偉大なゴルファーがいたのですね。
バードンのおかげで近代ゴルフの幕が開けたといってる方もおられるようです。
まず技術的な面ですが、今では一般的になった
「オーバーラッピンググリップ」
実はこれはハリーバードンが考案したグリップです。
もう100年以上前にバードンが考案したグリップで、皆さんゴルフを楽しんでいるわけです。
ことの発端は本人はフックに悩んでいたようです。
そこで考案したのがこのグリップということです。
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ハリーバードンが残した数々の名言
ハリーバードンはいろんな名言を残しています。
例えば・・
「スウィングとは冷静に行うもの。間違っても夢中で振り回してはいけない。ゆっくりと静かに、そして力強く降り抜くのだ」
う~~んこの言葉は奥が深いですね。
このゆっくりがなかなかできないし、よ~~しいくど~~の世界ばっかだったような・・・(これは私ですが・・)
「君は165ヤードのパー3を、6番アイアンのフルショットで乗せた。私は4番の軽いコントロールショット。君はどちらがいいと思うかね?」
このことばは1920年に渡米した時に、当時の米国の新鋭で売り出し中のジョニー・ファーレルとエキジビションマッチを行った際に当のファーレルがバードンに助言を求めたときの言葉だということのようです。
この時の意味はオーバーラッピングの効用を説明したらしいのですが、力いっぱいのスイングよりは、1,2番手落としたスイングのほうが余裕があって安全確実な方法だと・・
これは耳が痛いんですよね。
やはり最大飛距離を求めるのはアマチュアゴルファーの常のような気がします。
これを番得手を落とすという所作はなかなかできないことだと思うのです。
見栄を張るというか、飛距離は競うものではないということの戒めのようにも聞こえます。
まあ端的に言えば
「ゴルフは飛ばしてなんぼではない!」
ということの裏返しでもあるわけですね
ファーレルは1928年、全米オープンに勝利します。
のちには自分が一番感銘を受けた言葉にバードンより受けたこの言葉を上げているようですよ。
ハリーバードンのアマに負けた歴史的名勝負
ハリーバードンといえば全英オープン6回優勝の超有名な選手ですが、実はそのバードンはアマチュアに敗れているんです。
これは驚きです。
何時?
1913年の全米オープンでの出来事です。
開催場所、コースは「ブルックラインゴルフクラブ」です。
しかも相手は無名のキャディー上がりの20歳の若者の
「フランシス・ウィメット」
です。
参加した有名選手ではハリーバードンとテッド・レイ・
当初はこの二人の一騎打ちと思われていたのですが、結果はあにはからんや!
この続きはこちらです。
全英オープン開催コースと名勝負とオープンの歴史の紹介のまとめ
全英オープンの歴史や名勝負編のまとめです。
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