オークモントCCでの全米オープンは8回開催でメジャー大会の権威の象徴!
オークモントカントリークラブでの全米オープンは8回開催でメジャー大会が一番多いコースです。
全米プロも3回開催されています。
場所はペンシルバニア州ピッツバーグ郊外で1904年の開場です。
チャーチピューズというバンカーが有名です。
オークモントカントリークラブはアメリカの北東部のペンシルバニア州ピッツバーグ郊外にあるとても古い名門ゴルフコースです。
アメリカのゴルフマガジン社の世界ベスト100コースランキングで
「8位」にランキングされています。
「全米オープン」 :8回
「全米プロ選手権」:3回
「全米女子オープン」:1回
「全米アマチュア選手権」:5回
すごいメジャーの開催回数ですね。
Contents
オークモントカントリークラブの設計趣旨と歴史
歴史をたどればさかのぼること110年以上前の1903年にゴルフコース設計家の
「ヘンリー・C・フォーンズ」氏が
世界で一番難しいゴルフコースを作るというコンセプトで、リンクススタイルのコースを設計デザインしたコースです。
リンクススタイルというとセントアンドリュースが思い出されますが、そういうことも思ったのかもしれませんね。
1904年の夏に開場!
開場当初にはバンカーが350個もあったそうですが、2007年の全米オープンの時には210個まで減ったそうです。
名物は3番と4番の間にある長さが100ヤードもある、しかも幅も40ヤードもある
「チャーチピューズ(教会の椅子)」バンカーは有名ですね。
この形のバンカー真似たコース日本でも・・っていうか私が以前行っていたコースでも結構見ましたね。
大きさはもちろん土地の面積食いますから、こんなに大きくはあもちろんありませんが、明らかに・・・です。
開場当初には木がほとんどなかったのですが、1960年代にたくさん植えられたそうです。
しかしそうなると当初のリンクススタイルではなくなってきたわけですね。
要はパークランドタイプに様変わりしたので、これはいけないと思ったのかどうかはわかりませんが、1994年の全米オープンの後から再度リンクスコースに戻すという趣旨で10年かけてなんと5000本以上の木が伐採されたそうです。
さらにゴルフコースの近代設計家のトム・ファジオ氏はコースの改造と慣習を担当して生まれ変わったということです。
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オークモントカントリークラブのコースの特徴は?
一番後ろのチャンピオンティーからのコースレートはなんと
「77.5」 だそうです。
(2016年全米オープンの設定はUSGA発表でコースレート77.8です)
2007年に出場した選手の多くがこれまでプレーした中で一番難しいコースだといったそうです。
それもその通りですね。
この時の優勝者は「アンヘル・カブレラ」プロですが、問題はスコアですがなんと・・
「5オーバー」です。
すごいですね。名だたる最高のプロフェッショナルゴルファーが集まった中での最高スコアが+5です。
前年開催の全米オープン会場の
「ウイングドフットゴルフクラブ・ウエストコース 」
の優勝スコアも+5ですがコースレートがこちらは
「76.1」 です。
オークモントのむずかしさがやはり際立っています。
名物ホールはやはり先ほど紹介の3番と4番の間の階段状の巨大なバンカーでしょう。
それと全米オープン史上最高に長いパー3ホールの8番288ヤード。
最も長いパー5ホールの12番 667ヤード
と思えば1オンしそうなパー4ホールも3ホールあります。
例えば 2番 341ヤード 14番 358ヤード 17番313ヤード
しかしこういうホールの場合は失敗した場合はしっかりとお仕置きが待ってるんですよね。
この前のTPCスコッツデールの17番のようなホールです。
失敗したら池が待ってます。
池でなくとも何かしらの罰があるんでしょう!
そうでないと+5などという優勝スコアにはならないはずですから!
ここオークモントの全米オープンの名勝負といえば1962年のジャックにクラウスとアーノルドパーマーのプレーオフまでもつれた勝負です。
全米オープン名勝負ジャックニクラウスとパーマーの1962年の対決
やはり全米オープンといえばジャックにクラウスですよね。
さてオークモントカントリー倶楽部では2016年に全米オープンが予定されています。
これでオークモントでの全米オープンは9回目になります。
名門コースランキングで世界8位のコース。
テレビで観戦するしかありませんが、名門コースを攻める一流プロの技を楽しみたいと思います。
松山英樹プロと、出場できるかどうかわかりませんが岩田寛プロには頑張ってほしいね!
追記
2016年のオークモントでの全米オープンは
「ダスティンジョンソン」が昨年の雪辱を果たして優勝しました。
雪辱を果たして優勝するということはすごいことだと思います。
きっと今後の糧になっていくと思いますね。
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