ネルソンブリッジはオーガスタ13番にかかる橋!大逆転勝利を記念!
ネルソンブリッジとは?
マスターズトーナメント開催コースの、オーガスタ13番にかかる橋で、バイロンネルソンの大逆転勝利の、栄誉をたたえた記念の橋です。
オーガスタには、記念の橋が3本かかっていますが、そのうちの一本です。
マスターズトーナメントが、行われるオーガスタの13番にかかるきれいな橋は、バイロン・ネルソンの1937年大会での大逆転劇を記念して、その栄誉をたたえた記念の橋で
「ネルソンブリッジ」
と命名されています。
13番ティとフェアウェイの間、レイズクリークにかかるきれいな橋です。
1937年というと第4回大会です。
しかし、なんともサラゼンブリッジといい、マスターズ委員会の必死さが感じられます。
当初の運営は、決して順風満帆とは行ってませんでしたから!
1937年というと、日本では昭和12年・・かな・・多分。
C・H・アリソン氏が日本に来たのは1932年ですね・・確か。
時代を感じます。
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1937年の大会でのバイロンネルソンの内容は?
その時のバイロンネルソンは、最も難しい風が読めないといわれる、12番のショートでバーディー。
続く13番のロングホールでは、イーグルと最終日のバックナインを、「32」という驚異的なスコアをたたき出して優勝しました。
このアーメンコーナーで、3つスコアを縮めたわけです。
やはりこのアーメンコーナーで、スコアを伸ばせない、勝利の女神がほほ笑まない限り優勝はないようですね。
当時のビッグプレーヤーで、バイロンネルソンとサムスニードとベンホーガンはくしくも同じ1912年生まれ。
もっとも、この3人がしのぎを削って優勝争いをしてきました。
バイロンネルソンの生涯成績は?
その中でバイロンネルソンは
- メジャー5勝
米ツアー(PGA)で52勝を挙げています。
マスターズには2度の優勝経験があります。
自身の名前を冠したツアーがPGAに組み込まれています。
ゴルフの歴史では、偉大なプレーヤーであることは、間違いがないことですね。
ベンホーガンと並んで、スイング理論を確立したのですが、プレー中は決してベンホーガンのスイングを見なかったことでも有名でした。
それをある記者が
なんでベンホーガンのショットを見ないんだ?
と問いかけたそうですが・・・
「俺は彼が嫌いなわけではないんだ。彼のスイングが早いので、テンポを狂わされそうだから、極力見ないようにしてるだけだ」
いずれ、こういうことだと答えたそうです。
自身の功績が、こういうメジャーの舞台に記念されるというのは、本当に栄誉なことだと思います。
しかし綺麗な良い橋ですね。
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その最少ストロークですが、今でも十分通用するどころか、優勝するスコアです。
1953年のことですから、驚くスコアです!!
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