マスターズ名勝負タイガーウッズ1997年は圧倒的パワーで完全独走勝利!

マスターズ名勝負のタイガーウッズ編です。

1997年開催のマスターズを、プロデビュー翌年ですが、圧倒的パワーで勝利した大会です。

その規格外れの飛距離と、魔法のような小技で他を圧倒!

2位とのストローク差、12打と言う最少ストローク新記録と21歳での優勝という最年少優勝記録と、記録ずくめの大会でした。

タイガーウッズは、1997年の初優勝から、累計で4度の優勝をマスターズで、果たしています。

まさに3度のグランドスラムを達成する、その起点になったメジャーの初優勝が、マスターズだったわけです。

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タイガーウッズはマスターズ4勝!
そしてメジャー通算では14勝の長いゴルフの歴史で歴代2位。
勿論トップは18勝のジャックニクラウスです。

Contents

タイガー・ウッズの1997年の予選ラウンドはニックファルドと!

タイガーウッズと、ジャックニクラウスは、ゴルフ界では突出した存在です。

さらに二人ともにトリプルグランドスラムを達成しています。

抜きんでたゴルファーであることはだれもが認めるところだと思います。

 

タイガーウッズの1997年以前のマスターズの成績は?

 

タイガーウッズのマスターズの歴史は1995年。
この年に前年全米アマチュア選手権王者の資格で出場。

予選通過で結果は41位でした。

1996年は予選カットです。

1996年は、あのニックファルドとグレッグノーマンの勝負で、ノーマンの殆ど自滅的な崩壊でファルドが優勝。

(内容はこちらで紹介しました)
マスターズ名勝負ノーマンとファルドの1996年の勝負は弱さの象徴!

が・・こんな粋な組み合わせが…

1997年は、そのファルドがタイガーウッズと、予選ラウンドを同組でラウンド。

が・・・

その圧倒的なパワーを見せられてか・・まさかの迷いが生じたか、前年チャンピオンが予選カットの憂き目に。

これには驚きました。

*ってか‥この年のマスターズ・・私はテレビで見ていました・・・

タイガー・ウッズのメジャーはマスターズから始まった

タイガーウッズのマスターズ優勝の歴史は、1997年から始まります。

タイガーウッズは、前年1996年の途中で名門スタンドードを中退してプロ転向
その年に、くしくも前評判通り2勝していました。

その、圧倒的なパワーでの飛距離に、度肝を抜かれたプロは、殆どだったと思います。

プロ転向した時には、プロで勝つにはアマチュアの時の様には、簡単にはいかないと、揶

揄する意見も圧倒的だったのですが、そんな意見は速攻で排除されることになったので

す。

何しろあっという間に勝ってしまったのですから。

そこで、1997年のプロとして初めて臨むマスターズは、ちょっとオーバーかもしれませんが

全世界のゴルフファンの注目の的だったわけです。

しかし、予想に反して予選ラウンドの前半は40と4オーバー。

先ほどの揶揄した評論家諸氏は、いくら大器の片りんと言えども、メジャーとはそう簡単に

勝てるものではないという、いわばしたり顔だったのですが、これもほんの一瞬のこと

でしたね。

何と言っても3歳でハーフで50を切ったというゴルフの天才!(ほんとかな???)

そんな言葉をすぐに覆して見せます。
後半のバックナインで、猛チャージをかけます。

この後半で6アンダーの30でラウンド。
初日を終わってみれば2アンダーでフィニッシュ

さらに、二日目には66をマーク。
これで8アンダー

これで決勝ラウンドに進むのですが、問題はニックファルド。
前年チャンピオンは、全くいいところがなくて、予選カットの屈辱

メジャー6勝の、世界ランキング1位は屈辱以外の何物でも、なかったと思います。

対するタイガーは、決勝の3ラウンド(ムービングデイ)は65のラウンド。

最終日も69と伸ばして、独走して終わってしまった大会でした。

しかもマスターズの歴史の中で、21歳という優勝年齢は、歴代最少年齢!
しかもトータル18アンダーで

最少記録スコア!

2位とのスコア差が12打と言うこの差も大会レコード

というおまけつきです。

まさに記録づくめの優勝で、この先のゴルフ界におけるタイガーの時代が、到来したことを証明する、マスターズトーナメントだったわけです。

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1997年大会のマスターズでのタイガーの強さ

この大会でのタイガー・ウッズは

  • 1 圧倒的な飛距離
    2 魔術のような小技のショット
    3 まるでコースを手玉に取った

こんな感じかと思います。
一つ忘れてました。

 

あのパフォーマンス!

こぶしを突き上げたオーバーアクション、タイガー独特のパフォーマンスですが、一緒に回ったプロは癪に障ったでしょうねえ・

ただ、このこのマスターズでのタイガーのスコアと、この飛距離やアプローチなどに関して、コース側の対応も迫られることになったわけです。

具体的には、フェアウェー外側の芝を、伸ばすことに決定したわけですが、まあラフを長くということです。

2002年からは、オーガスタの延長工事にも着手して、コースが長くなりました。

勿論チタンドライバーや、ボールの進化によっての飛距離が、伸びたこともあるのですが、圧倒的な強さのプロが、出現したことによって、ほかのプロはこれまで以上に、練習に励むことになったわけです。

要は勝てない!

なんといってもPGAでは79勝しているのですから。(2016年現在)

 

クローズアップ現代でも取り上げられた1997年のマスターズ!

 

この時の、タイガーウッズの規格外れの活躍については、今のNHKの

「クローズアップ現代」

でも取り上げられました。

国谷アナウンサー(当時)が、タイガーウッズについて放送する内容は、私はその時に見てましたからよく知っています。

とにかく圧倒的でした。

ファルドが5番アイアンで打つところを、9番アイアンとか、もうお話になりませんでした。(正確には覚えていませんが、そんなイメージです)

しかも弾道が高くて、5番でも8番~9番の高さを出せるとか…

圧倒的に規格外れで、みんなが開いた口が塞がらないと、いったほうがいいかもしれません。

普通、こういったショットが良ければパターが・・

ところが、この時のタイガーはには、そういった心配は、全く必要ありませんでしたね。

名勝負というよりは規格外れの大スターがマスターズにやってきた!
そんなところかと思います。

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