私の転職とバブル崩壊がもたらしたゴルフ業界を一変させたことの意味
私の転職とバブル崩壊がもたらしたゴルフ業界を一変させたことの意味の考察を書いてみました。
バブル崩壊で業績悪化の責任を取って会社を辞めることになって、言わば転職です。
この時を境にゴルフ業界も一大転換の時代でした。
今から20年ほど前のことですが、もうバブルが崩壊したのは明白で私の部門の売り上げは激減で地に落ちました。
一応私はその部門の責任者だったので責任の一端はあるわけです。
勿論工場長も一蓮托生ではあるのです、私の分野はずぶの素人なのでほとんどは私のいうようにやっていただけのことです。
さてそうなると責任問題があるわけです、サラリーマン社会には。
本業というか別部門の売り上げも半減して生息吐息の状態になって、今の東芝ではないですが、人員整理の話が出てきていましたね。
そうなると首はかっこ悪いですから自分の決断で身を引いた方がかっこいいのですが、正直困りました。
家建ててまだ間もない時期でこれから住宅ローンを20年以上も払っていかないといけない状態での失業!
これは誰だってぐっとなります。
今のサラリーマンの方ならどうでしょうか?
ただ私の場合は親父とおふくろと同居ですし、まだ田んぼや畑やいざとなったら売却する資産も抱えていますから何とかなる式にしか考えていなかったような気がします。
今なら、こんな山ン中の田んぼなんか誰が買うか!!
って思うのですが、人間困ったときには得てしていい方向に考えて自分を慰めたくなる方向に考えていくから、これが人間の弱さなんだと思うのですが、その時はそうでも考えないと決断できなかったですね。
「社長、ここの部門の仕事は私が責任者ですから、私が責任を取ってすべて整理します。」
「え?何もそこまでしなくても」
「でもこれでは事業として成り立ちませんし、中国に進出という最後の望みも消えたわけですから、今となっては単なる不採算部門で重荷になるだけです。閉めましょう!」
「う~~~ん・・・」
といって心なしか泣いていたっけなあ・・
俺に悪いと思ったのかもしれないですね。
一人に押し付けて銀行にそう説明しなければならない胸中は察するよ。
その時はそう思っていました。
実は再建計画も出せと銀行から言われていたのは知っていたことですが、社長はそう思ったのは断腸の思いだったのだと思います。
わずかだが・・ということで退職金といただいたけど、気持ち的には受け取れない気持ちでいっぱいだったな。
まあそういうことで会社辞めた。
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バブル崩壊がゴルフ業界に残した爪痕!
この時期を(このころ)境にしてゴルフのプレー料金は下降の一途。
土、日が1カ月前からの予約しか取れなかったのが前日でも取れるくらいにガラガラに空いている状態に!
料金は土、日で25000円前後が速攻で20000円切った。15000円までは早かった。
平日は12000円前後という価格で、それでも空いていた。
ゴルフ会員権は急降下!
勿論ですが経営がもともと不安視されているところの大半は倒産。
経営者が変わって追加の預託金の請求やらなんやらでゴルフ業界はてんやわんやの騒動でした。
会員同伴でないとプレーできない?・・ハア・・なんだそれ状態でした。
それとそのころからキャディーさんがだんだんいなくなって、カートの導入がどんどん進んでいくのでした。
強気のゴルフ場はほとんど私が知ってるところは皆無!
私も転機でしたが、ゴルフ業界も転機でした。
★過去と未来のバブル崩壊の不思議★
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