モニタリングペナルティー・欧州ツアーの洗礼受難のジョーダンスピース
モニタリングペナルティー・欧州ツアーの洗礼を第一ラウンドで受難したのがジョーダンスピースとリッキーファウラー!
スロープレーをなくすために2016年から導入されたこの制度がどこまで効果を発揮するか?
しかしなかなかユニークな制度だと思います。
今年からの欧州ツアーに導入された
「モニタリングペナルティー」
ですが、いったいどんな制度かというと、ペナルティーですから何らかの罰則というのは、だれでも容易に察しがつくと思います。
これは試合のたびにたまに引き起こされる、スロープレーに対する欧州ツアーで定めた独自の手法です。
プレーが遅いとみなされたツアープロには専用のルール委員がモニタリングを行うのです。
モニタリングは監視するという意味のようですよ。
どういう監察かというと一度のショットに要する時間を40秒と定めたそうです。
ただし同組で最初に内選手の場合は10秒がプラスで持ち時間は50秒です。
要はその時間内でショットを完了しないといけないということです。
がしかし・・意に反して時間がオーバーした場合はペナルティーが待っています。
通常はここで警告ですね。
サッカーならイエローカードですが、この場合は警告の代わりの
「モニタリングペナルティー」
が言い渡されます。
そしてそのままプレー続行でまたしてもこのもこのモニタリングペナルティーが言い渡された場合は罰金です。
この2度のモニタリングペナルティーでの罰金は
2600ユーロ(約2840ドル=30万円超)だそうです。
結構高いですね。
下位のプロならこの方が高くつくかも!
しかしそのあとはどうなる?
3度目のモニタリングペナルティーを課されたら?
大丈夫です。ちゃんとしっかりと取られますから!
3度目以降は2600ユーロずつ加算されていくそうです。
一回目は警告のようなもので2回目はしっかり罰金。
3回目以降は無条件に2600ユーロづつ加算される!
そういうことのようです。
10回やったら大変ですね(笑
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米ツアーでは罰金についての公開はどうか?
米ツアーではどんな事情があろうとも選手に課された罰金の額は公表しないことになっているそうです。
理由は?
「選手の尊厳を守る!」
ためだそうですが、もともとはペナルティーですから、その選手が悪いのですから公表されても何も言えないと思うのですが、どうもそうではないようですね。
欧州ツアーでは表裏なしの陰湿な関係を除去して透明性を上げるんだそうです。
従ってスロープレーを数字で表示して罰金額も透明性、オープンなツアーをアピールするのだとか・・
ところ男子ゴルフ欧州ツアー、アブダビHSBCゴルフ選手権がアラブ首長国連邦のアブダビGCで1016年1月21日から行われていますが、そこでの出来事でこの
「モニタリングペナルティー」
がしっかりと発令されたようです。
第一ラウンドでジョーダンスピースが8番ホールでこのモニタリングペナルティーを宣告されたようです。
いわゆる最初の洗礼となったようです。
そのほかにもリッキーファウラーもその洗礼を受けて2アンダーと降るわなったようです。(初日です)
ゴルフ場のコース以外にももう一人敵が表れたような感じになっているプロの方っているかもしれませんね。
しかし革新的な発想です。
米ツアーもこれだけ革命的だといいかもしれません。
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