マスターズがなぜゴルフの祭典で由来は?ボビー・ジョーンズはどんな人?
マスターズゴルフがなぜゴルフの祭典といわれて、さらにボビー・ジョーンズという方はどんな人なのか?
1934年の開場からこれまでに数々の名勝負を生んだ「球聖ボビージョーンズ」のマスターズトーナメント。
文字通りそのときの名プレーヤー(マスター)が集まってゴルフの技を競うゴルフの祭典です。
マスターズトーナメントはアメリカのジョージア州オーガスタナショナルGCで行われるゴルフの4大メジャーのひとつの大会で、開催時期は毎年第二週の日曜日が最終日になるように設定されているようです。
このオーガスタナショナルゴルフ倶楽部は1934年に、競技生活を引退したボビー・ジョーンズとゴルフコース設計家アリスター・マッケンジーとの共同設計によってオープンしたとあります。
しかしこのマスターズトーナメントを企画したのは、ボビー・ジョーンズと友人で実業家のクリフォード・ロバーツです。
ボビージョーンズは別名
「球聖」
とまで呼ばれた伝説のゴルファーで職業は弁護士で生涯アマチュアで通した方です。
唯一年間グランドスラム(その年のメジャー大会全勝)を達成したとんでもないゴルファーです。
会員は約300人ほどだそうで、その会員になりたい方はそれこそ山のようにいるらしいですが、数十年待ちだそうです。
まあ会員になるのは諦めたほうがいい?
そんなレベルのようです。
またその会員の選抜(認定)基準も一切公表されていなくって、なぞのようですね。
これまで2012年まで女性会員は認められていませんでしたが、2012年に初めてアメリカの国務長官のコンドリーザ・ライスと実業家のダーラ・ムーア女史が始めての女性会員になったということです。
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なぜにマスターズはゴルフの祭典といわれるのか?
そもそもボビージョーンズが自分とゴルフで戦った以前のライバルや、その当時の最強のプレーヤーを招待して始めたプライベートコンペの色彩が強かったようですね。
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1934年オープン当初の大会の名称は
「Augusta National Invitation Tournament」
と言ってました。
そこを1939年にロバーツが考えてジョーンズが実は嫌っていたマスターズに変更になったようです。
その由来はマスコミがこの大会をゴルフの各方面の大会優勝者などの名手が集まる大会という意味で、
「マスターズ」
ということで正式名称になったようです。
したがってギャラリーのことは
「パトロン」
と呼ぶそうです。もともとこのマスターズトーナメントは、ボビージョーンズが始めたプライベートコンペなので、観戦する方は後援者だという考え方のようですね。
したがってパトロンですからその支援金という意味での、このマスターズ入場券な訳です。
さてその金額ですが・・驚くような金額です。
このマスターズの入場券はライダーカップと並んで世界で一番競争率の高い、狭き門として有名のようです。
通常はスポンサーや関係者、オーガスタの地元住民だけしか入場できないとありますが、2012年からはネットでの一般抽選販売がされているようです。
しかし高額ではあります。
いやはやなんともそんな金額を支払ってこのトーナメントを観戦するわけですが、それによってこのマスターズの賞金総額と、優勝賞金の額がはじき出されるわけです。
賞金総額と優勝賞金は毎年公開されますが、何年も一定額ではなく、その年によって変動というか、その年はその年での決定ということですね。
ちなみに2015年の場合は総額で1000万ドル。優勝賞金は180万ドルです。
すごい金額です。
マスターズ史上最強のゴルファーはジャックニクラウス
マスターズ最強ゴルファーということであれば最多勝利6勝、最多2位4回、最多トップ10が22回、最年長優勝46歳のジャック・ニクラウスが相当すると思います。
マスターズだけで6回も優勝しています。
次に最強に一歩及ばない2位にはマスターズ優勝4回のアーノルド・パーマーとタイガーウッズですね。
しかしニクラウスはすごいですね。
さすが帝王たる所以です。
さて今年のマスターズにはどんなドラマが待っているのでしょうか?
今から心待ちにして楽しんでいきたいと思います。
マスターズトーナメント・オーガスタのことは名勝負までここで完結
マスターズの歴史から名勝負編までの紹介です。
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