R&Aがゴルフの短パンドレスコードの規則変更で練習ラウンドとプロアマに限り許可!

先に欧州ツアーが本年度(2016年1月1日)から短パンでの練習ラウンドとプロアマ戦に限り許可するルール改定を行いました。

それに追随する形で昨日に(1月24日)発表された全英ゴルフ協会、R&Aが出したルール改定が、この欧州ツアーのルール改定を全面的に追認する形になりました。

つまり

「来季から主催する男子大会の練習ラウンドにおいて、選手へのショートパンツ着用を許可する考えがある」

そういうことのようです。
でもまだ、考えがあるですから・・改定した!
という過去形ではないようですね。

欧州ツアーでは先週のアブダビCCでのアブダビ選手権からこのルールの適用を実行しています。

まあ、これに習う姿勢ということなのだと思います。
コメントした以上は来季からはそうなるのだと思います。

世界最古のゴルフトーナメントは

「全英オープン」 です。

1860年が第一回大会ですから、実にそれから156年の歴史。
しかしこの全英オープンもいわば欧州ツアーに組み込まれている実態を鑑みれば、これは当然の裁定のような気がします。

但しここで頭の固い方たちがいるようです。

この全英オープンの実行委員会の方たちですね。
コメントは

「将来的に着用を検討する」

だそうです。
さあどっちの意見が通るのか?

欧州委員会は今年(2016年)のロイヤルストーンでの全英オープンでの適用は見送られる公算のようです。
1860年からの歴史を変えるということはやはりよほどの歴史的な改定ですから慎重になるのは当然のことでしょう。

全英ゴルフ協会、R&Aは全英オープンを主催する機関でゴルフの規則や協議規則については最も歴史がある期間で、そこは現代風の要求と、歴史的な威厳も保ちたいというこの両輪の間で悩みは深いようですね。

ところで今回欧州男子ツアーでのルール改定での

「モニタリングペナルティー」

これについてはコメントがないようですが、全英ゴルフ協会ではこの件は無視なんですかね?
どうなんでしょうか?

これも重要なルール改定だと思うのですが・・・

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「男子プロは短パン禁止」は全世界的なドレスコードと誰が決めた?

男子プロが短パンでプレーする場合は

「ハイソックス着用」

というドレスコードを決めたのは全英ゴルフ協会です。
勿論全世界中でゴルフのツアーでのルールはこれに習ってきたのです。

まあ短パンといえるかどうかですがペインスチュワートの専売特許の

「ニッカーボッカー」

のスタイルはこれに拠るんだと思います。
でも英国風で大好きなスタイルでした。

しかし今回のこのドレスコードの改訂は、練習ラウンドとプロアマ戦のみとは言っても革新的といえます。

さてその背景には何があるのか?

どうやらツアーに関する危機感があるようです。
強い選手がどんどん欧州を離れて米ツアーに参戦する!

これは危機的状況です。

強い選手がいなくなればスポンサーも離れていきますから、ますます危機的状況に。

日本のように強い選手が出て行かないような変なルール(義務的出場を課すとか・・・)で選手を縛るのではなく、まずはこの欧州ツアーが魅力あるツアーに変身しなくてはいけない!

そんな思いのようです。

当然ですが、そんなことは関係がない米ツアーは動きは全くないようですね。
先ほどのモニタリングペナルティーに関しても、動きはないようです。

日本のツアーでもそういう思いにたって規定を決めて行って、より魅力あるツアーに代わって行って欲しいですよね。

日本で成功するプロの殆どは米ツアーを目指していきます。

尤も日本のツアー自体が世界基準の実力にないですから、言っても成功しているのは松山英樹プロくらいですが、そのほかの方も日本のツアーが魅力的であれば、日本のツアーにでたいと思う方もいるかと思います。

中には日本のツアーに出たいと活躍の場を日本に求める、米ツアーや欧州ツアープロもいるかもしれません。

魅力あるツアーとはどんな制度環境なのかを真剣に考えて行って欲しいと思うのは私だけですかね?

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