初めて深圳(しんせん)でゴルフをやったのは深圳ゴルフクラブSGCだった。
初めて深圳(しんせん)でゴルフをやったのは深圳ゴルフクラブSGCだった。
しんせんゴルフクラブはSGCという名称でした。
その前に仕事で行ったのですから仕事がメインです。ゴルフは最終日の娯楽です。中国のスケールに圧倒されっぱなしでした。って言うよりは規律と規則ってどこにあるのだ?
初めて飛行機になりました。
そのとき確か37歳です。
その時まで飛行機って乗ったことがなかったのです。
成田から香港行きの飛行機で確か夕方だったような・・乗ったのが。
暗くなったのは覚えてい多様な気もしますが定かではないです。
ついたのが確か現地時間の10時半頃で、T製作所の現地の駐在員のK係長が迎えに来ていました。
その日はそのまま現地おホテルに直行で飯はなし、というよりは機内食で済ませました。
朝朝食をそこのレストランでとってから、それからK係長とタクシーに乗ってピザの申請ですね。
何やかんやで半日つぶれたような。
それから現地の駐在所に言ってそのビルの一室で色々と説明を受けて、倉庫を見て工場を見て回りました。
Contents
中国メーカーの驚きの品質感覚がすべてだとは思わないが・・
しかし驚いた。
ビルの一室にしかも8階とかに成型機を運んで、しかも5台くらい運んで成型やってた。
しかも75トンクラスと150トンまであった。
ビルの床抜けないのかな?
と思ったな。
1台2トンもある機械が整然と並んで、金型が締まるたんびに床が微妙に揺れているんだ。
そこの工場長という人が話する時に、足を金型にかけてしかも土足でだ。
製品に対する考え方の欠如もはなはだしい。
しかも金型は床に直置きだし。
その金型も床に積みあがってそれだって何トンにもなる。
「社長こんな8Fでこんな仕事やっていいんすかねえ」
「まったくだ。おどろきだ。あの工場長、金型に足乗せやがって、だから品質悪いんだ。金型がしまってるからいいってもんじゃない。」
「ですよね。驚きました。ここのビル倒れないすかね?」
「シラん・もうゆがんでんでない?」
なんて話ながらとにかく驚き桃の木だ。
それから同じビルの中の金型加工屋にいった。
そこはまた上の9階だ。
そこに日本製の機械がズラ~~り・
フライスは牧野フライス。
放電加工機のみがスイス製だった。
旋盤や測定器などはすべて日本製だった。
3児原則定期は確かニコンだったな。
まあ設備には驚いた。
が・・しかし・・
何も動いてない!!
社長がいて色々説明するのだが、職人が誰もいない。
なんかここ実際にやってんの?
そんな感じだった。
よくよくK係長に聞いたら実働部隊は全員しんせんにいってるそうだ。
ここは仕事を取るために日本人に見せるための目的なんだそうだ。
しかしもったいない。
少しは動かせよ!
機械はさびてしまうで!
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交通ルールはあるのか?工場に向かう車中で驚いたことの連続
そこから今度は電車に乗っていざしんせんに移動です。
そこでパスポート見せて電車終了。
着くといや~~驚いた。
人がわんさかいる!
子供もいっぱいいる。
K係長が
「社長、Sさん誰に話しかけられても一切返事しないでくださいね。それとポケットには基本何も入れないでください。貴重品はすべてかばんの中でチャックは駄目!かぎかけてください。基本荷物は絶対に話さないでくださいね。」
「なんで?」
「説明は後。車に乗るまでは絶対に荷物は話さないでください。」
「わかった・・わかった・・」
と社長。
何のことやら俺は分からずに一応そうして歩いた。
しかしなにやらやたらと自分たちを見る視線を感じるんだなあ・・
今から20年以上前のことだから、中国自体は製造業の急上昇の途上です。
ちょとここにはかけないようなことを散々見てきました。
まあそれはいいとして・
社長が車に乗りながら、
「お~~K係長ゴルフ場はここから遠いのか?」
「いえいえ近いですよ。町ん中ですから」
「へ~~そこの芝はなんだ}
「さあ~~わたしには一向にわからないですが日本とは全く違いますね・・そういえば」
「長いのか?」
「結構ですよ。7000以上は優にありますから」
「へえ~すごいね」
「あ~~後そこ青木功が設計したらしいですよ」
「へ~~それはまたこっちに来てそんなことやってんだ」
「なんかあの鄧小平が新聞に載って改革開放の象徴でしんせんでゴルフ場でドライバー振り回してる写真・・・あそこか?」
「さ~~それは知りませんがどうなんでしょうか?それは分かりません」
「こんでるのか?」
「正直日本人のしんせん駐在員と接待と・・まあ日本人しかいないと言ったほうがいいかもしれませんね」
「だろうなあ」
と言いながら私は具合が悪くなってしまいました。
吐くのを目いっぱい我慢しながら、車に乗っていました。
なんで?
車が信号ないし、歩道を歩いてるし、追い越し車線を対向車来ても平気で歩いてるし、寸でのところで人をかわしたり、交通ルールなんて全くなし!
足てブレーキ踏みっぱなしです。
現地工場のお抱え運転手なんだそうです。
私はもうなれました。
K係長はそういって笑ってましたが、私は笑う気にはなれませんでした。
この人の運転でその後の4日間ブレーキ踏みっぱなしでした。
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