世界名門ゴルフコース サイプレスポイントはマッケンジー博士の設計!
世界名門ゴルフコースランキングでトップクラスを維持するサイプレスポイント・ゴルフクラブはアリスター・マッケンジー博士の設計です。
名物ホールはコースの15,16,17番は海越えのティーショットで圧巻ですが、カリフォルニアのマレー半島南端のコースはその美しさで心を奪われること間違いありません。
全米アマの一回戦敗退で、暇を持て余したボビージョーンズが、プレーして一気に魅せられ・・
そして、このコースの設計思想と、オーガスタがダブった?
その後の、マスターズの誕生に大きなきっかけになった、そんなコースのようです。
マッケンジー博士は、一時期ハリーコルト事務所で、アリソン氏もそうでしたが・・
この3人は、密接に絡み合ってる構図が見えます。
サイプレスポイント・ゴルフクラブはアメリカ合衆国・カリフォルニア州・ぺブルビーチにある世界で最も壮観な景色を誇るゴルフコースで有名です。
設計はアリスター・マッケンジー博士です。
(出典元:https://www.nikkeibp.co.jpより引用しました)
Contents
ボビージョーンズとサイプレスポイントの関係は?
1928年一人の男がサイプレスポイントでプレーしました。
彼の名は
「ボビージョーンズ」
この日彼は全米アマチュア選手権を一回戦で破れ、暇なのでこのサイプレスポイントを訪れてプレーしたのです。
そこで彼は、このサイプレスポイントと言うコースに完璧に、魅了されてしまうのでした。
「何と美しくて格調高く、プレーし甲斐のあるコースなんだろう!!」
そう言ったそうです。
このサイプレスポイントを設計監修したのが
「アリスター・マッケンジー博士」
です。
ボビージョーンズの頭の中で、自身のゴルフの集大成としての、マスターズのコースである
「オーガスタナショナルゴルフクラブ」
この構想が頭の中を占有した時に、このオーガスタを設計するには、あのサイプレスポイントの印象が衝撃的だったために、アリスターマッケンジーしかいない・・という結論に至ったんでしょうね~~多分。
そうです。
ゴルフ名門世界ランキング、ゴルフダイジェスト版で2位の常連の
「サイプレスポイントゴルフクラブ」
を設計したのは、オーガスタナショナルゴルフクラブを設計監修した
「アリスターマッケンジー博士」 です。
名門コースランキング3位がオーガスタナショナルゴルフクラブです。
要は2位と3位が同じコース設計者ということですね。
(その時のランキングに寄ります・・が‥ほぼほぼ5位以内のようです)
これはすごいことです。
では、サイプレスポイントの会員数などについて、みていこうと思います。
サイプレスポイントの会員数は?
サイプレスポイント・ゴルフクラブは、アメリカ合衆国・カリフォルニア州・ぺブルビーチにある、世界で最も壮観な景色を誇る、アメリカでも最高のゴルフコースです。
そこでこのサイプレスポイントゴルフクラブの会員数ですが、約ですが・・公表で
「250名」
だそうですよ~~~
しかも、世界中から選ばれた、たったこの人数しかいないということで、なんとも勿体無いというか、しかしその会員数でも、クラブの運営が成り立っているというのが、、これまたすごいですね。
もっともオーガスタの会員数も約300人ですが。
まあ、特権階級的なクラブ運営が、排他的といわれていることもあるようですが、何はともあれその形態を維持しながら、1928年から運営されてるわけです。
そして以前は、ツアーも行われていたようですが、1990年の
「ショールクリーク事件」
を境にして、そのガイドラインを認めず、トーナメント開催から、去っていったクラブもあるのですが、残念ながらサイプレスポイントもその一つです。
では、そのショールクリーク事件とは、どんな事件だったのか?
ショールクリーク事件の真相
事は1990年に起こったわけです。
その年の、アラバマ州ショールクリークCCで、全米プロゴルフ選手権が、開催されたのですが、トーナメント前に地元新聞の記者がショールクリークCCのオーナーに、インタビューしたとき、黒人差別ととらえられるような発言をして、選手が大会ボイコット運動を起こし、「差別」が全米の社会的問題にまで発展した。
この事件を機に米PGAツアー、米女子ツアー、USGAは
「〝人種、性別、宗教などいかなる差別があるクラブではトーナメントを開催しない〞」
という、方針を示したのでした。
ところが、このガイドラインを認めることができずに、ツアー開催コースから消えていったコースがあったのです。
残念なことにサイプレスポイントでは、コースでのプレーは
「白人のみという規則」
があって、これを変えることは、なかったのです。(当時ですが今もそうです‥今後はわかりませんが)
したがって、それ以降はツアーからは、消えてしまったということで、本当にもったいないことですね。
アリスターマッケンジー設計の、このシーサイドリンクスは、アメリカのゴルフの文化でもあると思います。
東のオーガスタと、西のサイプレスポイントという、たとえがありますが、名門コースとしての文化もかもすサイプレスポイントは、本当に名門コースだと思います。
サイプレスポイントの名物ホールは?
16番は最も有名なパー3です。
世界一美しいパー3とも言われるようです。
のせるにはキャリーで海越えで200ヤードのキャリーが必要とのことです。
そして17番は最も美しいパー4ホールとも言われます。
真ん中に古い老木が茂っている風景はこれもまた圧巻ですね。
そして9番のパー4はなんと291ヤードの最もショートと言っても過言ではないミドルホールです。
しかし、これがすごく難問。
このホールは、砂丘の中に左へ曲がる狭いフェアウェイと、高台にある縦に長い二段グリーンが、特徴のホールなのですが、フェアウェイをはずすと、ヒースのラフかもしくは、砂地になるのですね。
したがってティーショットは、ミドルアイアンなのですが、残る距離はウェッジの中途半端な距離で、これまた難しい。
マッケンジー博士の所謂
「アウトとインに最低4ホールは“ドライブ&ピッチ”ホールを用意すべきだ」
この言を、其のまんま行ってるホールです。
モントレー半島の自然を生かしたサイプレスポイントゴルフクラブ。
一度はやってみたいコースですが、まあ私らの一般的なアマチュアでは、まず以って絶対無理ですね。
でもすごいコースですなあ・・・
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マッケンジー博士の功績のまとめ
マッケンジー博士の功績をまとめてみました。
- 1:サイプレスポイントゴルフクラブ(1928年オープン)
2:オーガスタナショナルゴルフクラブ(1934年オープン)
3:パサティエンポGC(1929年オープン)
この三つの有名コースを残したこと。
それとこれ大事!!
それまでは18ホール連続で消化しないと、クラブハウスまで戻ってこないんだな。
それを、フロントナインとバックナインで、今の形にしたのは、マッケンジー博士の設計コンセプトです。
今じゃあ常識ですが、当時の以前は9番と10番が、クラブハウスからは一番遠かったんですね!
・・・・・・・・・・
これは写真集のようですね!
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