リビエラ・カントリークラブはノーザン・トラスト・オープン開催の名門コース

リビエラ・カントリークラブは1926年オープンのアメリカでも屈指の名門コースで、ノーザン・トラスト・オープン開催でも有名なコースです。
ベンホーガンやジャックニクラウスが絶賛した名物ホールも健在です。
メジャー大会も数回行われています。
リビエラ・カントリークラブはロサンゼルスの高級住宅街に立地するアメリカでは一流の屈指のプライベートの名門コースです。
同じカリフォルニアに立地するぺブルリーチと違って、ここは知り合いにメンバーがいないと中々プレーは難しいようです。
ここでイチロー選手が結婚式を挙げたことでも有名です。
リビエラ・カントリークラブは設立が1926年と古く今年で何年になるのかな?
90年ですね。
すごい歴史のあるゴルフの名門コースです。
この頃の1900年代の初めのあたりにはアメリカ全土でゴルフ場が1000前後だったのは一気にその20~30年で5000前後まで増えたといいますから驚きです。
リビエラ・カントリークラブのクラブハウスはその当時の予算としては全く以って破格な南欧風の様相は当時としてはとてもわだいになったようですね。
このコースではメジャー大会も数回行われています。
全米オープン1回、全米プロ2回、全米シニア1回 という具合です。
それから設立当初から始まって現在に至る
「LAオープン」
もこれまでも継続して開催されています。
歴史的のは47年、48年の「LAオープン」と48年の全米オープンをすべてベンホーガンが制したことを記念して、このリビエラカントリークラブには
「ホーガンズ・アレー(ホーガンの小路)」
という呼称がついているということです。
今現在では
「ノーザントラストオープン」
として開催されています。
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リビエラカントリークラブの名物ホール
ここの名物ホールといえば複数あります。まずは・・
4番のパー3ですが、236ヤードと距離が長いショートです。
1948年にここで行われた全米オープンを制覇したベンホーガンが
「全米で最も偉大なパー3ホール」
と絶賛したエピソードがあります。
次には6番のパー3ですがここの距離は175ヤード。
まあまあなのですがここのグリーンには真ん中にバンカーがあるので驚きです。
グリーン中央ですからこれはまたユニークですね。
これのせるところが逆方向なら絶対にナイスオンで無いですね。
バンカーの向かい側だったら最悪でしょう!
10番は315ヤードという短いパー4ですが、ジャックニクラウスがこのホールを称して
「私が知っている短いパー4では、ここが最も素晴らしい」
と表現したスーパーミドルなホールです。
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それと最後の18番は圧巻ですり鉢上の斜面で数々のドラマをこのホールで演じてきたホールです。
いずれにしても綺麗なコースです。すごいです。
リビエラカントリークラブコースの特徴
しかしオープンでは7298ヤードでパーは71とタフなコースに変貌します。(距離は都度変わるかもしれません)
それから海からの重たい風が吹いてくるので中々選手を悩ませる風が吹くコースでもあるわけです。
ラフはクラブに絡みつきやすいキクユ芝でグリーンはポアナ芝とアメリカでも特有の芝が悩ませそうです。
さて今年はこの大会に先週フェニックスオープンで優勝した松山英樹プロが参戦します。
一週置いての参戦!
どんなプレーを見せるかこれから時間がありますが楽しみなことではあります。
リビエラカントリークラブコースの最小ストロークの記録
このノーザントラストオープンの最小ストロークの記録は1985年に優勝したラニー・ワトキンスが記録した
「264」ストロークという記録ですが驚きことにこの記録が30年間破られていないのです。
この30年間に道具は画期的に進化して飛距離も圧倒的に伸びましたが、そのパワーでねじ伏せることのできないコース。
そんなコースなのだと思います。
これに続くのが「アーノルド・パーマーインビテーショナル」(フロリダ州・ベイヒルC&ロッジ)264ストロークです。
こちらは1987年にペインスチュワートが達成した記録ですが、こちらは28年間(2016年2月現在)破られていないです。
数々の歴史を有する米ツアーの中で30年間も記録を破られないコース、これこそが名門にふさわしいと思います。
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