接待ゴルフ・ゴルフは転職に有利を地で行った私の接待ゴルフ編十か条その2!
接待ゴルフ実践編・ゴルフは転職に有利であることを地で行った私の接待ゴルフ編十か条その2です。
実際の接待ゴルフの現場をできるだけリアルに書いていこうと思います。
私の接待ゴルフはこんな感じでした。
特に何もしていませんが、会話と普通にプレーするだけです。
さてその日は工場で朝6時に待ち合わせ。
一路岩手県の金ヶ崎ゴルフコースへ。
私は相手の取引先の大手企業の某M通信工業なんぞの部長なんざ、あったこともないから誰がその人やらサッパリなのだが、クラブハウスでチェックインしてそれからレストランへ。
ここのレストランは本当にこじんまりしていますね。
余計なお金をかけないでいるので本当に感心します。
こんなものでいいのですよレストランなんて。
余計なお金かけて豪華に作ったってなんにもならないと思うのだが、しかしながら意に反してそういうところが多いんだな。
「あ~Y部長おはようございます。なんか今日はやる気オーラが満点ですよ!」
「お~社長早いじゃあないか・今日は来ないんじゃあないかと思ったよ・何しろスポンサーがいないと俺の安給料じゃあボールも買えないからな」
「そんなものでしたら幾らでも。何が良いですか?ここのボールで良いですか?」
「もらうものは何でも良いよ・タダにけちをつけるほど俺は安くねえど・・」
「はいはい・分かりましたよ。Tちゃんボール一箱買ってきてくれる。あ~~Y部長今度うちに来てくれることになったS君です。よろしく」
「お~~いいね・ゴルフやる人増えたら社長こなくてもいいんでないか?」
「まあまあ・・」
ということで俺は売店に行ってボールを1ダース買ってきたよ。
ついでにティーも一緒に。
それも買って来いとさ・・
しかし露骨に言うもんだねえ・・
今国会で話題になってる秘書と大臣のようなものでこれで便宜図ってもらえなかったら、一般企業ならつぶれてしまうな・
「ところでS君君は何ぼで回るんだ?」
「大体90前後ですが・」
「そうか・では俺にハンデ5呉れ・良いか?」
「はあ・・何がどうか分かりませんがいいですよ」
後で社長に聞いた。
「社長あれってなんですか?」
「にぎるんだよ・・まあ良いから良いようにやっておいて。こっちで全部面倒見るから」
読者の方は察してください。
客と接待する側の会話ですから。
「ところで社長、俺は幾らで回ればいいのですか?100くらい打った方が良いですか?」
「Tちゃん俺らのルールだけど、まず以って八百長は無しだ。目いっぱい普通にプレーしていいいよ」
「ではこの握りに勝ってもいいということで良いですか?」
「勿論だ。手抜きは絶対にしないことだ。Y部長は怒るど」
「へい・・りょうかいしやした~~」
こうなればやりやすいってもんだ・
[ad#ad1]
転職して最初の接待ゴルフのスタートだ~~
一応スタートホール。
「お~~われ~オーナーは誰や~」
はあ・・いきなり大阪弁(あんまし上手くないですがかんべんを・・)
聞いたらこの方は大阪本社の採用でず~~っと大阪の方。
所謂ゴルフなると本性が出て、さらに握るとさらに輪がかかる!!
社長は心得たもんで、ではこれで決めましょう・
例のティーグランドにおいてある金属のあの順番決めるやつで・・
「お・部長オナーです。じゃあ、前も開いたようですから今日も張り切って握っていきましょう・・来週の仕事もよろしく!」
「お~~まかせておけ~~しかしこのショット次第だ・・なあおいS君」
なんでおれなんだよ・・
打った・・あんりゃあ~~斜面だ・・
こんな感じで行くのでしたが・
あるホールでのこと・
部長はパーで上がった。
私のパーパットが約1メートル!
慎重にやったつもりが外れた!
「お~~わりゃ~~わざとはずしたな~~」
これには腹たった・・
思わず・
「わざとなんかはずしませんよ。私はそういうことはしませんので」
ちょっときつかったのですがそれまでに散々言われたので・・
そのあとは私に火がついた。
気がついたら部長はどんどん負けていったのでついにハンデがなくなって・・
グロスでも私に負けてしまったのです。
ただこのことがあとでよい方向に働いて、ゴルフというと私はまず呼ばれることになったのでしたね・・・ハイ・・
しかしその日の握りはしっかりといただきましたよ・
決まりは決まりなので・(勿論商品です・・といううことで・・)
スポンサーリンク