春のゴルフは接待ゴルフのシーズンの極みと言えるのか?

春のゴルフは接待ゴルフのシーズンの極みと言えるのか?
というお題です。

ある年の私の五月の連休の時のお話です。

春になったし、自分もゴルフはやりたいし、お客さんもプレーしたくてうずうずするのが春なのですが、チョト様相が違ってました。

ある日に工場に居たら社長から電話で本社に来いという指示だった。
何事か・・とおもったら・

「S君春休みはどうするんだ?」
「え?はるやすみですか?そんなのあったっけ?」
「あ~~すまんすまん五月の連休だよ。」
「あ~~なるほど。もう俺親父が居なくなったので農作業に明け暮れるしかないんですよ。」

実際私のところの田んぼは「ひとめぼれ」の作付で耕作面積は約

「1.5ha」

結構な面積である。
田植え機は5条でトラクターからコンバインから乾燥機、籾摺りの機械まですべてそろってます。(これは18年後の今でもそうです)

「少しくらい暇あるんだろ?」
「そうですね、少しくらいなら」

これがいけなかったんだなあ。
何しろ社長は田んぼなんかやってないし、関係ないし、何しろこれが暇もてあましだ。

この時の五月の連休は7連荘だった。

連休の初日に、前の晩に電話来て明日ゴルフ行かないか?

そんな誘いが社長から。
まあ天気はこの一週間いいようだから代掻きだからまあいいか・
そんな軽い気持ちだったのだが、しかし田んぼは待ってくれない。

仕方がないので朝4時に起きてトラクター乗って代掻きした。
朝7時になったので泥だらけの靴とつなぎを脱いで、ゴルフウェアに着替えて飯はおにぎり握らせておいて、運転中に食った。

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栗駒ゴルフクラブへレッツゴ~~

工場で待ち合わせて俺がBMW7を運転していざ

「栗駒ゴルフクラブへ」

工場から1時間ちょっとでついて9時スタート。

メンツは社長とM○○産業の工場のいつも世話なってる、係長のIさんだった。
3人でラウンドして、社長と握って負けた・・ハア・・

まあ仕事はそおっちのけで気心知れたI係長なので楽しいゴルフだった。
この時のラウンドはいつもより悪かったことは記憶しています。

何しろ、なんつっても4時起きですから。

そのまま風呂入って帰りの車中で社長の電話が鳴って、どうやらゴルフの誘いだ。

「え~~あ~~そうですか~~S君がなんていうか??」

話の向きを聞いているとどうやら俺のせいでゴルフがダメになるようなそんな言い回しをしやがって・・このやろ~~

とは思っても露骨に言えず!

「S君明日の予定は?」

田んぼだって言ったべ~~この野郎何聞いているんだよ!!!
とはいえないまさか。電話の主は客だ!

「あ~~明日ですか。大丈夫ですよ」

そういわざるを得ないこのサラリーマン世界の悲しさというか性だな。

仕方がない。

帰ったら夕方5時だったが、そこでまたつなぎに着替えて、トラクターに乗ってそのまんま夜の10時まで代掻きやった。

こんなことやってんの俺だけだ。

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