ゴルフのスタイル・春のゴルフは接待ゴルフのシーズン・人の迷惑考えろ!

春のゴルフは接待ゴルフのシーズン極み・人の迷惑考えろ!

全くこっちの迷惑はそっちのけで接待ゴルフをセットするのはやめてほしいのだったな。

しかし季節柄春ということもあって腕がなるゴルファーは俺だけではもちろんないんだなあ・


近所の連中が物珍しさで数人田んぼに来て心配だって来たな。
何しろ夜中にトラクターのってライトつけて代掻きしてるんだら・・

いよいよあそこのT君は頭おかしくなった?そもそも普通ではないとは思っていたが・・・
まあそういう感じだな!

「Sさんどうしたの?夜だよ。頭大丈夫?」
「俺もう気が狂いそうだ。田植えどうすんべ?明日も俺ゴルフだよ。」
「何ゴルフで遊ぶためにこんなことやってるのけ?」
「馬鹿言え!俺のゴルフは仕事だ・客は全員連休で暇で家でゴロゴロしてるから多分怖い嫁さんにどこか行け!って言われてるに違いないからみんなゴルフ行こうっていうんだな・・多分。」
「へ~~Sさんも大変だな。明日俺やってやろうか?」
「いやいいよ。多分明日の夜もやるから構わんでくれ!」

さすがに10時までやったから腹減った。
そこで飯食って速攻で飲んで寝た。

次の日は「金ヶ崎ゴルフコース」

また工場で待ち合わせておれがBMW運転して金ヶ崎ゴルフコースへ。
ここはアーノルドパーマーが設計したコースで、私は第好きなコースです。
お客さんもここが大好きで、ほとんどのお客さんはここか、もしくは昨日の栗駒ゴルフクラブを使っていました。

今日の相手は例のY部長です。

「お~~S君久しぶりだな・元気だったかい?」
「どうもY部長2カ月ぶりくらいですかね。どうもいつもお世話になってます・・公私ともに・・」
「公は知ってるけど私の部分は俺は知らんど。個人的にお前とは付き合ったことがないからな。」
「いえいえこの間のボールはありがとうございました」
「俺は知らん!」

食えないやつめ・・とはいっても客だからまあまあ・・だな。

「お~社長きょうのハンデはどうするんだ?」
「え?ハンデほしいんですか?」
「そりゃあ毎日ゴルフやってる社長と一緒じゃあ不公平だろうよ」
「じゃあ3上げますから」
「たった3か?まあいいか。お~~S君は俺にいくらくれるんだ?」
「え~~もらいたいくらいですけど。」
「なにお~~この野郎この間俺から取ったろ?こういうのは絶対に忘れないんだな」
「ハイハイ・わかりましたよでは同じく3上げますから。」

ということで同じく3ということで、しかし私と社長がスクラッチというのはどう考えてもおかしいのでこっちは5いただいた。

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またいつものようにゴルフをやったのだが、まあこれもまた同じような足の引っ張り合いで・・
まあこういうゴルフもいいんだろうなあア・などと考えながらプレーしたのでしたね。

私の気分はすでに田植えに行ってるのです。
この連休中に田植えしないとどうにもならないんだよな。
仕事が始まるともう田植えどころではないし、何しろ家の娘たち3人とおふくろと妻でみんな女!

男俺一人だからね。

どうにもなりません。
妻に軽トラ運転させて、娘二人に軽トラに積み込みさせて、一人苗補給の補佐とあとは肥料を運んだり、機械のオペレーターともうしんどいんですよ!

そんな気持ちも知らずにこの野郎!

の気分だったが客だし、部長だし仕方がない。
代掻きあと少し残ってるから帰ったらやんないとなあ・
などと考えていたらまたもや変なこと言いやがったこのY部長の野郎・・。

「お~~ところで社長例のゴルフコンペ明日っから2連荘で一泊だよな。参加費が多いほうがいいんとちゃうか?」
「それはそうですがS君はちょっと田植えがあるんで・・」
「なんだそれ?お~~Sくんそれってなんだ?」

それってなんだって田植えだっつうの。
そんなことも知らんのか?

っていうかと買いの大阪本社勤務が長かった方だからなあ。
農業なんてコメがどうやってできるかなんて見たこともないだろうしなあ。

説明したんだが、半分聞いて

「そんなの後でもいいんだろ?」
「・・・・」

これだ。
結局次の日から2連荘のゴルフが決まった。

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