ゴルフ 全英オープンの歴史・開催場所と聖地セントアンドリュース

ゴルフ 全英オープンの歴史・開催場所と聖地セントアンドリュースのオールドコースは歴史上最も古いコースで有名です。

5年に一度はセントアンドルーズで開催される全英オープンは、リンクスのコースでも有名で、風や冷たい雨が最大の敵でもあります。

ゴルフマーカーもセントアンドリュースのがよく売っています。

ゴルフで全英オープンは最も歴史が古い大会です。
正式名称は

“The Open Championship”

といわれます。
第一回の大会は1860年といいますから今からなんと156年前になるわけです。(2016年現在)

このシンプルな名前の

「The Open」

これはどこから来るものなのかを考えたときに、ゴルフの大会では当時はほかになかったから、地名も選手権名も何もつける必要のない、ゴルフの大会ではまっさらな状態だったからなのだとか・・

まさにゴルフの聖地ですね。

イギリスではスポーツの4大イベントして競馬のロイヤルスコットとテニスのウィンブルドン、レガッタのヘンリーロイヤルレガッタとこの全英オープンを称してそう呼ばれるようです。

第一回大会は1860年10月17日にプレストウィックにて行われ、ウィリー・パークという選手が優勝したとあります。

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たびたびこの1800年代の後半から1900年代の前半は戦争の時代で、第一次世界大戦、第二次世界大戦があったためにたびたび中断を余儀なくされましたが、この大会は現在まで続けられてきました。

中断は1871年 1915~1919年 1940~1945年と断続的にありましたが、しかし全英の歴史は少しも揺らぐことはないですね。

優勝者には「クラレット・ジャグ」と呼ばれる優勝トロフィーが送られますが、このトロフィーには優勝者の名前が刻まれます。

以前グレッグノーマンが優勝した時に最終ホールを残して首位と確か2打差?だったような気がしますが、その掘り込みを開始した、その模様がテレビで中継されたのを覚えています。

まあ1ホールのみだからこのままいくだろうということだったのでしょうね。
その時にその優勝トロフィーに直接名前を直接刻印し、彫り込むというのを始めて覚えました。

以前はチャンピオンベルトだった時代があったようです。(レスリングやボクシングみたいですね・・)

Contents

全英オープンの開催コース、開催場所の規定

開催コースにはこういった不文律の規定があるようです。要は「全英オープンの開催コースはシーサイドリンクスに限る」これです。
シーサイドリンクスというのはいわゆる、海岸に面する海風が吹くリンクスという意味ですよね。

最近の規定ではセント・アンドルーズ、ロイヤルリザム&セントアンズ、ロイヤルトゥルーン、ロイヤルセントジョージス、ロイヤルバークデール、ミュアフィールド、ターンベリーの7コースが毎年の持ち回りで全英オープンの開催地と決まっているようです。

ただし1999年と2007年にカーヌスティ、2006年にロイヤリリバプールの2コースで開催されたので、もしかしたらこの2コースが新たにこのローテーションに加わるのかもしれません。

さらにはゴルフの聖地といわれるセント・アンドルーズには5年に一回開催という規定があるようです。

このセント・アンドルーズにはR&Aという団体、全英ゴルフ協会でゴルフルールの総本山ともいえる存在の本部があります。

従って北アイルランドのコースも加わるという話もあるようですから、各コースにはかなりの年数でないと順番が回ってこないようです。

およそ10年に一回程度の持ち回りなのかと思います。

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全英オープン開催コース、開催地の特徴

これはもうゴルフファンなら書かなくてもわかると思いますが、およそここってゴルフ場?

そう思うような景色!

例えばコースのわきに線路があったり、クラブハウス正面に打って行くようなショットや、ホテルをかすめて打つようなレイアウトなどなど・・

さらにはおよそこれってフェアウェイ?
などと思われるようなアンジュレーションや、グリーンとフェアウェイの境がわからないようなコース。

人の背丈以上のさらには壁面をレンガで固めた深いなんてもんではないバンカー。
有名なのはトミーズバンカーですよね。

フェスキューといわれる腰の高さまであるラフ!

それとスコットランド特有の気まぐれなリンクス特有の気候も選手を悩ませます。
その為にほとんどの選手は低い球を要求されます。

ほかのツアーのような高い弾道でピンデッドに・・
これはタブーのようです。

夏のような天気のいい日は全英には庭わないのですね・・・多分!

夏でもウィンドブレーカーやセーターを着てプレーしていますから。

見てる方は楽しいかもしれませんが、プレーするほうはしんどいですよね。

しかしこれがゴルフの原点!

あるがままの自然の人の手を加えないというゴルフ場です。

最近の全英オープンの傾向

コースの難易度から言って経験豊富なプレーヤーが有利という傾向があるようです。
2008年のグレッグノーマンの当時53歳での最終日最終組からのスタートやこれはわたしも見ていて燃えましたが、2009年のトムワトソンの最終日最終組、最終ホールまでの首位キープ。

惜しくもスチュワートシンクとのプレーオフでの2位は記憶に新しいところです。
このときのトム・ワトソンはなんと

「59歳」 でした。

還暦間近の方には申し訳ないですが、そういう方には大きな励みになったのは間違いないです。
これらの活躍でR&Aは全英オープンでの60才定年制を廃止してルール改正を行っています。

歴代優勝者が条件ですが、過去5年で10位以内の選手には出場資格を与えるというルールです。
発効が2011年からで、ワトソンはこのこの規定で全英に出場しているようです。

優勝スコアですがセント・アンドルーズが最もスコアがでやすい傾向にあるようで、10アンダーを超える優勝が結構あるようです。

ロイヤルセントジョージス、ロイヤルバークデール、カーヌスティはスコアが出にくい傾向があるようです・

反面オーバーパーでの優勝もあるのが1999年のカーヌスティのポール・ローリーの6オーバーというスコアです。

これもまたすごいスコアです。

優勝決定の場合のプレーオフの規定ですがこれは4ホールのストロークで行われます。
それでも決着がつかない場合は、サドンデスのプレーオフ!

以前は18ホールのストロークで行われていましたがルールの改正でこのような4ホールに短縮して行われています。

ちなみに18ホールのプレーオフは現在全米オープンのみです。

毎年この全英オープンは楽しみです。
今年はどんなヒーローが生まれるか?

当然日本からの出場選手に目が行ってしまいますが、これは人情ですよね。

全英オープン開催コースと名勝負とオープンの歴史の紹介のまとめ

全英オープンの歴史や名勝負編のまとめです。

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